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「音の絵本」チケット発売(10月11日)

ピアノと語りでつづる「音の絵本」のチケットについてのお知らせ
本日(10月11日)より発売しました。

【公演概要】
「ピアノと語りでつづる音の絵本」
日時:2018年11月24日(土)午後7時開演(6時30分開場)
会場:ゆかるひ(那覇市久茂地)
入場料:[おとな]2000円 [こども(小学生以下]1000円
*学齢前入場不可

【チケットの取扱】
ブックカフェゆかるひ古書の店言事堂市場の古本屋ウララの3ヶ所です。
どうぞよろしくお願いいたします。

【メールでのお申し込み】
メールアドレス info(at)oto-kitchen.com   (at) ☞ @に変えてください
1)お名前
2)人数(おとな or こどもを明記)
3)ご連絡先

※フライヤーにもありますように、電話&メールでの予約もお受付しますが、当日ご入場の際はチケット(実券)をお持ちのかたを優先させていただきます。できればお早めにチケットをご入手くださいますようお願いいたします。

ゼツメツキグシュノオト学校

8月21日、音楽の友ホール(神楽坂)で「ゼツメツキグシュノオト学校」が開催されました。

春畑セロリさん、内藤晃さん、そして阿部健一先生、筆者や演奏者が4人揃ったのは、6月22日の京都法然院でのイベント以来です。
午前10時の開演で、なんだかドタバタと、余裕があるのか無いのか、用意周到で臨まないのがこのチームの特色なのか、、、
それでも、セロリさんの溢れる発想と表現力、内藤さんのキュンと心を掴むピアノの音色、阿部先生の愛すべきマイペースに囲まれて、私は楽しく過ごしました。
ご来場下さったみなさま、ありがとうございました。

当日の様子がWebマガジン「ONTOMO」にアップされました。☞
リポートをまとめてくださったのは絵本作家の本間ちひろさん、愛のこもった言葉で簡潔に書かれていて、感謝です。
「アマミノクロウサギ」の朗読とピアノ演奏の動画もマガジンの中でアップされています。

くじらブックスにサンゴ礁

くじらブックスのある八重瀬は沖縄県島尻郡、と言っても那覇の南に隣接する、最近では住宅地としても人気のある地域です。
くじらブックスは昨年、那覇市松川の仮店舗から、本格店舗として、八重瀬に移転しました。
zou cafeという、家族でくつろげるカフェも併設していて、郊外型の「本とゆんたく」ができるスペース。これからが楽しみなお店です。
くじらブックスをいとなむ渡慶次(とけし)さんは、新刊書店におつとめの経験と古書店の経営を経験して、ブックカフェへと発展させました。ですから、新刊と古書の両方知識があって、わたしよりずっとずうっと若いのに、頼もしい限りです。そして、元気なひとです。いつ会っても。

そのくじらブックスでも、「ゼツメツキグシュノオト」を扱っていただいてますが、夏休みに向けて「サンゴ礁ポスター」を貼ってくださいました。
これは音楽之友社のかたが企画したもので、サンゴ礁の絵(ポスター)にサンゴのタマゴに見立てたシールを、子どもたちに貼ってもらうという「ゼツメツキグシュノオト」に連動した店頭イベントです。

くじらブックスでは、窓の下の少し凹んだところ、児童書の棚の間に貼ってくださいました。さすがです。8月21日の音楽の友ホール(東京・神楽坂)のイベント「夏休みスペシャル・ゼツメツキグシュノオト学校」のときに、全国から集まったポスターをホールロビーに貼り出します。どうぞ、みなさまご参加ください。サンゴの白化現象など、身近な問題と感じている沖縄のみなさんがこの「サンゴ礁ポスター」に参加していただけると、うれしいです。

絵本「ゼツメツキグシュノオト」

「ゼツメツキグシュノオト」が絵本になりました。わたしの絵と文から春畑セロリさん作曲のピアノ曲が生まれ、連載をかさねて18作。絵と詩と音楽のコラボレーションです。 「音楽を通して心の深いところで、同じ世界に生きる生き物たちのことを感じてほしい」という願いを込めました。

奄美野黒兎

「アマミノクロウサギ」が「奄美野黒兎」だということを知ったのは、「ゼツメツキグシュノオト」の連載をしてからのこと。

字面では「奄美野黒兎」とわかっていても、音読したときのイントネーションは「奄美の黒兎」とは明らかに違います。そのことを強く意識したのは、CDの録音で朗読をしたとき。

知らないことは、まだまだいっぱいありますね。

CD裏面

さて、アマミノクロウサギの習性として、とても特徴的なのは、その子育てだと思います。
「ゼツメツキグシュノオト」では、そこをフォーカスして、「クレッシェンド」というタイトルの詩を書き、巣穴で再開する親子の絵を描きました。
天敵から守るため、巣穴を掘って子兎を隠し、授乳のときだけ開くという。

今回、「ゼツメツキグシュノオト」に生きものの解説を書いてくださったのは、科学コミュニケーターの深津美佐紀さんです。楽譜・CD・絵本のために、それぞれの媒体に合った解説を書き分けてくれました。

【楽譜】「ゼツメツキグシュずかん」
【CD】「ゼツメツキグシュについて」
【絵本】「ゼツメツキグシュの、ものがたり」

タイトルを見くらべるだけでも、それぞれの方向性が見えてきます。
楽譜では、ピアノを弾くかたのためにイメージを膨らませる解説を、CDは音を聴きながら、生きものたちの生態をより深く知るための情報を、絵本は読みきかせをすることを想定した語り口で、と、きめ細かな書き分けで、私も作曲家のセロリさんも、原稿が出てくるたびに感心しきり。
3つそれぞれを手にされた方は、ぜひ解説をご活用いただきたいのです。音楽や絵を通して、同時に生きものたちの知識が染み込むように伝わると良いと思っています。

さて、アマミノクロウサギの巣穴の話ですが、子兎からすると、閉じ込められるわけで、凄いことです。私には無理。
数十年前、検査のためにMRIに入ったとき、当時は筒状ではなく、頭の先が閉じられたドーム型でした。そのとき初めて私は閉所が苦手だということがわかりました。自分の感覚ですら、体験してみないとわからないということが、その時よくわかりました。


科学コミュニケーターの深津美佐紀さんへのインタビュー記事がアップされました。こちらから読めます。