歩く庭

台湾のブルクミュラーの楽譜の話と「月夜のナイチンゲール」のために台湾であちこち歩いた話(1月6日)の続きです。
アンデルセンは「中国皇帝のナイチンゲール」と書いていますが、中国のいつの時代かは書いていないんですね。明なのか清なのか、それによって皇帝のお召し物もまっく違う。この際、紫禁城見物に行ってみようかとも思ったのですが、前年の上海旅行で、観光地の人の多さにたまげた記憶がよみがえり、台湾なら友人もいるし、古い街や庭園の当りもついて、短時間で効率よく回れるからいいか、って思って台湾の旅に出かけました。

桃園〜台中〜鹿港〜台北

下記の写真は台北(板橋)の林本源園邸。
池に架かる折れ曲がった橋、花瓶門、冰裂紋の窓、歩き進むごとに背景が転換するような配置。歩くひとを飽きさせない。舞台セットのような。庭の味わい方自体が違うのかもしれないです。(つづく)

歩く庭
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