今年いちばんの冷え込みだったという昨日、多聞寺いのちと平和コンサートでの「月夜のナイチンゲール」、無事に終りました。いらしてくださったみなさま、ありがとうございました。
床暖房アリ、とはいえやはり真冬のお寺です。子どもたちは後半になると、床に座って見ていました。その光景にホッとしました。
でも、いちばん厳しい条件だったのはピアニストの席です。 川津さん、お疲れさまでした。夏の前からいっしょに走ってくれたので、この短い期間での状況の異なる再演にも対応できたと思います。そして、最後のドビュッシーの「月の光」は、なんとも素敵でした。お寺で言うのは変かもしれないですが、「神々しい」っていう表現が実にピッタリでした。
音楽制作を仕事にして来たわたしは、どうしても制作サイドに身を置いてものを考えてしまいます。でも、今回はイラスト・構成・語りの3役をすることで吹っ切れました。スタッフに任せ切って、自分は自分のすべきことに集中できました。20年以上、身に染みついた仕事上の立ち位置を変えるというのは、頭では理解できても、いつのまにか行動に出てしまう。でも、今回集中して最後までできたのは最強スタッフのお陰です。これからも、機会があればこのメンバーでいっしょにやりたいです。
とりあえず、当日自分で撮ったリハーサル中の写真を貼付けました。また、いろいろ写真がでてきたらアップします。
お寺で月夜