那覇の市場もそろそろ冬支度。市場の古本屋ウララでのブックフェア「那覇の市場」は11月4日に終了しました。期間中、多くのみなさまがお店を覗いてくださいました。
ウララには店主の宇田智子さんの本を読んでやってくるお客さんがたくさんいらっしゃいます。韓国や台湾で翻訳されているので、海外からのお客さまも多いです。フェアに合わせて発売した絵はがき「市場の古本屋」はそういうお客さま、言葉はうまく通じないけど、ウララのイメージを共有している方たちの手にも渡っていきました。
2019年から第一牧志公設市場の解体が始まることになっています。この風景が見られる時間はそう長くはないのだろうな。市場の風景を胸に留めて版画に込める作業をもう少し頑張ってみようと思っています。
絵はがき「市場の古本屋」は現在も販売しています。フェアの目玉のしーぶん(市場の本に関するちいさな図書目録)も、まだお付けできます。たぶん年内はまだ大丈夫と思いますが、どうぞお早めに! (2018年、年始早々にしーぶん付の絵はがきは売り切れましたが、ひき続き絵はがきのみで発売していますので、どうぞよろしくお願いいたします。)
市場の古本屋ウララは那覇市第一牧志公設市場前です。☞ ★
11月5日の音楽紙芝居でこのリトグラフの絵を背景に朗読した「辻占」(宇田智子)の掲載されているBOOK5 第14号 756円もまだ数部ウララで販売しています。どうぞ併せてお手元へ、キュンとなったりホロッとしたりの素敵な文章です。
市場もそろそろ冬支度