ブルクミュラーと道行き

07_miokuru6月5日の世田谷公演では、すでにチラシなどで発表されている演目以外に音楽紙芝居「きよひめ」も上演します。

昨年6月に千駄木の古書ほうろうで行った「大人のための音楽家芝居 ショートショート」で初演した道成寺縁起絵巻による「きよひめ」。ブルクミュラーの「タランテラ」のもつ疾走感とか切迫感がこんなに音楽紙芝居の1枚1枚絵をめくる感じに合っているとは。。。音楽との相性という点では、これまでに作った音楽紙芝居のなかでもナンバーワンではないかと思うのです。

doujojiなかでもヘビに化身した清姫が道成寺の山門をかけ登る場面の「タランテラ」は圧巻で、「日本の昔話と西洋の音楽がこんなに合うなんて、おどろきだ」という声が上演後に多かったのも印象的でした。
写真は数年前に出かけた道成寺で撮ったもの。なかなかの勾配でした。

「道行き」と音楽の関係は上手くハマると面白さも倍増、時間の経過も表現できる! 今回の新作「すてきなとりかえっこ」にもそんな場面がでてきます。どうぞお楽しみに。

ブルクミュラーと道行き
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