体内テンポ

今週は、プログラム(荻窪音楽祭のうちの杉並公会堂で行われる公演の当日配布プログラム)の最終校正をしました。いよいよです。
イラストも1枚載せていただきました。「ナイチンゲール」のお話のなかでもとても好きな、皇帝が涙をながす場面。

ピアノと語りの合わせも、今週は2回やりました。当初の予定よりも多く回数も時間もとっています。もちろん、回数を重ねることで、自分の不安を少しでもとりのぞきたいという理由もありますが、音楽と言葉の意味がしっくり重なったときの気持よさ(腑に落ちるっていう感じ)があって、そういう上手くいったときのイメージをできるだけたくさん頭に刻んでおきたいと思うのです。

演奏する曲は、すべてブルクミュラーから取っているので、台本にあわせて音楽を書き下ろしたわけではないのに、なぜか、自分が想像していた以上に効果のある場面がときおり出てきて、感動しちゃったりすることもあります。ブルクミュラーには、それだけ表現の幅や可能性があるからだと思います。

普段あまり気にしていない、自分の体の内側からしみ出してくるテンポを気にするようになりました。これをコントロールして、だけどコントロールしていることが外からは感じられないくらい、自然に出てくる段階まで行けたらいいな。

ピアノの合わせのあと、バスに乗って古書モンガ堂へ。桃井四丁目交差点のバス停で下車。
モンガ堂は青梅街道に面していて、同じく青梅街道沿いの杉並公会堂とは真っ直ぐ繋がっている。そのせいか、「月夜のナイチンゲール」のチラシも、子ども連れの方の目にとまっているようで、既にはけてしまったというので、追加を届けがてらおじゃまして来ました。
バギーに乗った子どもの目線のあたりに、チラシを貼っていただきました。

体内テンポ
トップへ戻る