発売日の朝

家の呼び鈴が「ピンポーン」と鳴って、楽譜の見本版が届きました。ゲラでは何度も見ていたものの、実際に背がとじられて、楽譜の形で見るのは初めてです。本当に楽譜になったんだ。ホッとしました。同時にしみじみとうれしくなりました。

「ゼツメツギクシュノオト」の特設ホームページも音楽之友社のサイト内にできました。友社のケイちゃんがガンバってくれました。
ケイちゃんは(たぶん)ホッキョクグマとラッコがお気に入りなんだろな、と思います。ホームページも見てみてください。

今後、情報はどんどん追加される予定です。

気がつけば録音ブース

2月22日から3日間、東京へ行ってきました。「ゼツメツキグシュノオト」の発売(楽譜とCDが3月9日発売)を目前に、打合せをしたり、取材を受けたして来ました。キックオフ・ミーティング(という名の宴会)には15人が参加。4人で始まった企画がいつのまにか20名にまで増えていました。まだ、お会いしたことのないメンバーもいらっしゃるのです。これからも増えるかもしれません。

最初の4人(セロリさん、カメさま、ケイちゃんと私)が最初に顔を合わせた2014年5月からウェブ連載のスタートまで約1年半、連載の終了までさらに1年半、それから数ヶ月もすれば、楽譜が自動的に出版されるものと思っていたら、ある日、那覇の自宅にカメさまが電話をかけてきて、CD化と絵本化の話が進んでいると聞かされた。。。
そこから先は、キツネにつままれたまま、11月10日の朝には、飯倉のフリーキックスタジオの録音ブースにいました。朗読部分の録音です。もちろん録音自体初めてで、緊張した挙句、道に迷って遅刻しました。
(写真はフェイスブックッ用にケイちゃんが撮ったもの。東京に着いたら予想以上に寒くてカーディガンを重ね着してます。)

いつのまにか船に乗っていた

2014年の5月に春畑セロリさんに出会いました。那覇に住みはじめてちょうど1年経った頃でした。不忍ブックストリートウィークに参加した「音楽紙芝居」を根津教会まで見に来てくださって、何十年も前から知っている人のような、いきなりハグでもしそうな出会いでした。
セロリさんは作曲家です。「いつか一緒に何かしましょうね」漠然と交わしたその時の約束が、「ゼツメツキグシュ ノオト」という絵と文と音楽のコラボレーション企画で実現しました。音楽之友社のウェブサイト上での連載です。2016年1月から2017年6月までの18か月、毎月私が絵と文をかき、セロリさんがピアノ曲を作曲する、顔を合わせるのは数えるほど、そんな中で18回の連載が続きました。

連載終了後は楽譜が出版される予定で、そこに絵と文がちょこっと載る程度のこと、と、思っていたら、出版が先延ばしになり、その間、音友編集部のカメさまとケイちゃんとセロリさんの3人はあちこち働きかけて、プロジェクト化していました。いつのまにかメーリングリストができていました。

そして、楽譜・CD・絵本化へ。
すでにわたしは船に乗っている、それもだんだん大所帯になっている。それを本当に実感したのは、つい先週のことでした。(つづく)

市場もそろそろ冬支度

那覇の市場もそろそろ冬支度。市場の古本屋ウララでのブックフェア「那覇の市場」は11月4日に終了しました。期間中、多くのみなさまがお店を覗いてくださいました。
ウララには店主の宇田智子さんの本を読んでやってくるお客さんがたくさんいらっしゃいます。韓国や台湾で翻訳されているので、海外からのお客さまも多いです。フェアに合わせて発売した絵はがき「市場の古本屋」はそういうお客さま、言葉はうまく通じないけど、ウララのイメージを共有している方たちの手にも渡っていきました。
2019年から第一牧志公設市場の解体が始まることになっています。この風景が見られる時間はそう長くはないのだろうな。市場の風景を胸に留めて版画に込める作業をもう少し頑張ってみようと思っています。

絵はがき「市場の古本屋」は現在も販売しています。フェアの目玉のしーぶん(市場の本に関するちいさな図書目録)も、まだお付けできます。たぶん年内はまだ大丈夫と思いますが、どうぞお早めに!  (2018年、年始早々にしーぶん付の絵はがきは売り切れましたが、ひき続き絵はがきのみで発売していますので、どうぞよろしくお願いいたします。)
市場の古本屋ウララは那覇市第一牧志公設市場前です。☞
11月5日の音楽紙芝居でこのリトグラフの絵を背景に朗読した「辻占」(宇田智子)の掲載されているBOOK5 第14号 756円もまだ数部ウララで販売しています。どうぞ併せてお手元へ、キュンとなったりホロッとしたりの素敵な文章です。

乗馬と手拍子

第30回 荻窪音楽祭 2017で音楽紙芝居「すてきなとりかえっこ」を上演しました。(11月11日 杉並公会堂小ホール)
アンデルセンの「父さんのすることはいつもよし」の物語をブルクミュラーの「貴婦人の乗馬」のパッカパッカと刻むリズムに乗せた短い音楽紙芝居です。
2回上演でしたが、今回も1回目は小さなお子さんが
多く、貴婦人の「パッカパッカ」に合わせて手拍子が湧き起こったのには、うれしい驚きでした。
一度はじまるともう止まらない、「パッカパッカ」のたびに自然に手拍子。
終演後に7ヶ月のあかちゃんのお父さんが、「ノリノリでした」とおっしゃるのを聞いて、「0歳児から入場可」の公演をやり続けていてヨカッタ、とつくづく思いました。
来年の荻窪音楽祭もどうぞお楽しみに!