那覇の市場の古本屋の店先から眺める景色を絵はがきに
たまに店番のお手伝いをしている市場の古本屋ウララの店頭の風景や、ウララ
店主の宇田智子さんのエッセイから想像をふくらませて絵はがきにしました。
現在4種あります。
「市場の古本屋」
宇田さんのエッセイ集「市場のことば、本の声」(晶文社 2018年)に収録された「辻占」というエッセイを読んで作った版画(リトグラフ)から絵はがきをおこしました。(2017年10月発売)
「くもこ」
宇田さんの最初のエッセイ集「那覇の市場で古本屋〜ひょっこり始めたウララの日々」のなかの「くもこ」から制作。
(2019年10月発売)
「市場のアーケード」
旧第一牧志公設市場の真ん前にある市場の古本屋ウララから見えていた風景です。お向かいの鰹節屋さんは現在仮設市場内で営業中です。
2019年6月16日に営業を終えて、これから3年間かけて建替が行われます。
(2019年6月発売)
「市場のパラソル通り」
牧志の市場(まちぐゎー)界隈の様子をリトグラフにしてみたいと最初に思ったのが、パラソル通り(広場)の風景です。このあたりにはミシンを使う店が多く、懐かしくもあります。
(2019年6月発売)
これらの絵はがきは、那覇では市場の古本屋ウララで、東京では七月堂古書部で1枚150円で販売しています。
宇田さんの本をお買い求めの際には、ぜひこの絵はがきも一緒に連れて行ってください。(七月堂古書部内には「出張ウララ棚」があります)
なお、那覇で音楽紙芝居を上演するときには、「市場の古本屋」と「くもこ」の絵を投影しつつ、「辻占」と「くもこ」を朗読し、サトウユウ子さんのピアノとセッションするというパフォーマンスも行っています。