木香薔薇のアーチをくぐってください

先週の日曜日はイースターでした。根津教会の礼拝に出て、そのまま午後はピアノと機材の確認をしました。

まず入口。木香(もっこう)薔薇の絡む玄関アーチは、周辺の静けさと相俟って、懐かしい昭和の住宅地の風景。ため息が。
しかし、ため息がもっと頻発したのは、礼拝堂の響きでした。どの席で聴いても安定していて、音楽紙芝居のなかでも「ここは沁み入るように聴いて欲しい」という場面で、すごく繊細な表現をしてくれそうなピアノと響きでした。

もう、ピアノの川津直子さんと嬉しくてキャーキャー言いっ放し。
予想はしていたのですが、こんなに素敵な環境で音楽会ができる幸せを噛みしめました。
こちらのピアノはYAMAHAのG3(Gモデルはもう製造していない)は川津さんが初めて買ってもらったグランドピアノと同型だそうで、懐かしさもさることながら、弾きながら自分に返ってくる音の心地よさに、調律師の腕の良さとこのピアノへの愛情が感じられるのだそうです。そういう感覚で楽器と対話できるなんて、ちょっと羨ましくなりました。ますます楽しみです。

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5月6日の「音楽紙芝居 2本立テ」のプログラムをアップしました。コチラから

木香薔薇のアーチをくぐってください
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