ナイチンゲールとの再会

子どものころから、数十年振りにアンデルセンの「ナイチンゲール」に再会したのは、渋谷パルコ地下の洋書店のワゴンセールでした。
安くなっていた理由は写真をクリックしていただくとわかります。背の上のほうに破損がありました。この独特の赤に惹かれて手に取り、パラパラめくってみたら、あのナイチンゲールのお話でした。

それ以来、この絵を描いたフランスのイラストレーター、エリック・バトゥーさんの絵本を見つけたら買うようになりました。登場人物はみな小さく描かれているのに、引き込まれる存在感の大きさ。
絵本を集めるうちに、むかし読んだ(あるいは読み損ねていた)童話と再会するようになりました。こうしてありがたい再会をもたらしてくれるのもまた絵本の魅力ではないかと思います。

ナイチンゲールとの再会
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