民画の師匠、池貴巳子先生の展示が先週木曜日から横浜で始まっています。
タイトルは「蓮歌」。案内状の絵は申潤福(しん・ゆんぼく 1758-没年不明)の「蓮塘女人」を池先生らしく読み直して、民画にしたもののようです。
申潤福の元絵はソウルの國立博物館にあります。蓮の葉の間を抜ける風が、そのまま音楽になって聞こえてきそうな絵です。この絵を数年前にたまたま見たことが、民画教室に通うきっかけとなりました。
先生のように、「読み直しのアイディア」を生かし、楽しめるようになりたいなと思う今日このごろ。高温多湿の沖縄では、紙や絵の具の扱いが、勝手が違って、昨年は戸惑いました。でも冬の間と案外真夏になってしまうと大丈夫。現在、梅雨で中断中。梅雨が明けたら再開します。
蓮歌